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中西由起子氏は、自分自身の障害者としての体験の中から、障害者のエンパワメントこそアジア太平洋地域における障害者の状況の向上に寄与するとの確信を持って、20年余にわたりアジア太平洋の障害者を支援してこられました。アジアの途上国でもアクセスの状況が改善され、サ−ビスも増えつつあるとはいえ、障害者がなすべきことはまだまだ多いとの認識に立って、特に自助団体の強化と自立生活運動の推進によって障害者のエンパワメントを高めることが急務であるとする中西氏の戦略はアジア地域で支持を受けられつつあります。
また、日本でのアジア全般に対する関心が薄かった頃から、国連ESCAPや国際NGO障害者インタ−ナショナル(DPI)における活動の中で障害者グル−プとのネットワ−クを培い、アジア全ての国に障害者の仲間を持つ、アジアの障害者のお母さんでもあります。 |
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(1) |
日本の障害者団体と共同でのアジア障害者の自立生活研修事業のコ−ディネ−ション |
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(2) |
アジアでの自立生活概念と技術の普及
例えば、フィリピンでは第1回アジア太平洋自立生活ワ−クショップを支援 マレ−シアではマレ−シアとインドDPI代表による日本での自立活動個別研修の開催 |
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(3) |
日本の障害者のアジアでの研修プログラムの企画・運営
例えば、タイでの3障害者グル−プの研修のコ−ディネ−ション等 |
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(4) |
CBR(地域に根ざしたリハビリテ−ション)の研究および日本での概念の普及
例えば、JICA障害分野コ−スでの後援、WHOCBRコンサルタント講演会開催等 |