◆ 鈴木 高男 (すずき たかお)氏 千葉県
〔摂食障害家族会ポコ・ア・ポコ代表〕 |
摂食障害は食べることに偏りを持った心の病といわれ、近年、年齢や性別に関係なく急増しており当事者や家族は社会から孤立しやすく困窮しているのが実態。自らの家族の摂食障害をきっかけに病院内の家族会との出会があり、以後、医療機関の指導の下に研鑽に努め、今日まで多くの悩める当事者や家族に日常生活の対応や対処を支援し、指導し続けるなど先駆的に活動している。 |
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◆ 五十嵐 紀子 (いがらし のりこ)氏 神奈川県
〔社会福祉法人光友会理事長〕 |
四歳頃より傷痍軍人の慰問活動に参加し、高校時代は市内の盲学校の点字図書の不足を知り音読奉仕活動を行う。活動を通じて知り合った盲学校の全盲教師(五十嵐光雄氏)との結婚を機に二人三脚福祉運動が始まる。以来、障害者基本的人権の尊重を基本に、障害者が当たり前の日常生活を営む権利を保障するための条件整備が必要との考えに立ち、障害福祉の新たな事業展開を推し進めている。 |
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〈平成24年度糸賀一雄記念しが未来賞受賞者の紹介〉 |
◆ 滋賀県中小企業家同友会
(しがけんちゅうしょうきぎょうかどうゆうかい) 滋賀県大津市 |
昭和58年に、第1回中小企業家同友会全国協議会「障害者問題全国交流会」本県同友会が主体となって大津市で開催し、全国の先駆けとなった。全国的には組織内に「障害者問題委員会」を設置するが、本県ではこれを「ユニバーサル委員会」とし、障害のある人もない人も地域で共に働き、暮らす当たり前の地域経済や社会の実現を目指す、社会のユニバーサル化へと取り組んでいる。 |
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◆ 前野 奨(まえの すすむ)氏 滋賀県湖南市 |
障がい者サポートセンタースマイルフレンズ所長として、脊髄損傷者の日常的なサポートとともに、自立に繋がる関わりを重視し、相談業務にもあたっている。県立リハビリテーションセンターとの関わりにおいては、脊髄損傷者の自立支援を共同事業者として受け止め、自らもボランティアとして参加してきた。また、車いす利用者が活動に際して必要な様々な情報を提供するマップづくりにも関わっている。
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